排尿時の痛み・尿道の違和感(男性)
こんな症状でお悩みではないでしょうか
【男性】
・排尿時に痛み(チクチクする・しみる・灼熱感)を感じる。
・排尿時にかゆみを感じる。
・尿から臭いがする。
・尿道に違和感(痛み・かゆみ・ムズムズ感・赤くなる・腫れ・臭い)を感じる。
・性行為後から性器に痛みや違和感を感じる。
・黄白色や透明な膿が尿道から排出される、また下着にシミができている。
かかっている可能性がある性病
・クラミジア
・淋病
・トリコモナス
・カンジタ
・マイコプラズマ
・ウレアプラズマ
商品紹介
各性感染症の症状について
男性の尿道に症状が現れる性感染症には、さまざまな種類があります。
以下では、クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、カンジダ、トリコモナスの性感染症について説明します。
なお、尿道に感染する性感染症は症状が似通っていることが多く、加えて症状には個人差があるので、症状だけで病名を判断することは出来ません。
症状を発症しても一時的に治まる場合もあり、感染に気付かないまま放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
また、症状がないこと多くあります。
症状がある方だけでなく、症状がない方も感染の機会がある場合は、定期的な検査をすることもおすすめいたします。
症状が出る場合、
感染してから症状が出るまでの期間 :
1〜3週間程度
検査できるまでの期間 :
感染機会から24時間以上経過後
日本では全ての性病のなかで最も多い感染症です。
主な症状として、排尿痛や性器のかゆみ、サラサラとした膿が出るなどがあげられます。
症状を発症しても軽度な場合やまったく症状が出ない方もおり、5割の方は感染していても気づかないといわれています。
治療が遅れると、前立腺や精巣にクラミジアが侵入し、前立腺炎や精巣上体炎(睾丸全体が膨れて痛みだす)を引き起こすことがあります。
さらに進行すると、精子の数や運動率などに影響を及ぼしたり、無精子症(精液の中に精子が存在しない症状)に繋がることもあります。
症状が出る場合、
感染してから症状が出るまでの期間 :
2〜7日程度
検査できるまでの期間 :
感染機会から24時間以上経過後
主な症状として、尿道の違和感やかゆみ、排尿痛、黄白色のドロッとした膿が出るなどがあげられます。
男性の場合、クラミジアよりも症状が強く出る傾向にあり、尿道炎による激しい排尿痛などが現れます。
ただし、最近では男性の場合でも症状が典型的でなく、無症状のケースも増えてきています。
治療が遅れると、前立腺や精巣に淋菌が侵入し、前立腺炎や精巣上体炎になることもあります。
さらに進行すると、精管狭窄や無精子症など男性不妊に繋がることがあります。
淋病の感染率はたった1度の性行為で20~50%と、比較的高いのも特徴です。
症状が出る場合、
感染してから症状が出るまでの期間 :
1〜5週間
検査できるまでの期間 :
感染機会から24時間以上経過後
主な症状として、排尿痛や性器のかゆみ、尿道から膿が出たりなどがあげられます。
クラミジアと似ており尿道炎が主な症状となりますが、症状がはっきりしないことや、無症状の場合も多く感染に気づかない方もいます。
症状だけをみてクラミジアと淋病の検査をして、陰性だったからそのままにしてしまっていたというケースも少なくありません。
治療が遅れると前立腺炎や精巣上体炎を引き起こします。さらに進行すると、精子の運動率低下や精子量の減少が生じ、男性不妊に繋がることがあります。
※聞き馴染みのない病気なのでクラミジアと淋病の検査しか受けていなかったが、パートナーと共にマイコプラズマ・ウレアプラズマに感染していたという事例も多い性感染症です。
症状が出る場合、
感染してから症状が出るまでの期間 :
1日~1週間前後
検査できるまでの期間 :
感染機会から24時間以上経過後
主な症状として、尿道の違和感、かゆみ、痛み、亀頭や陰茎の周囲に白いカスや発疹が出たりなどがあげられます。
一般的に女性に発症することが多く、男性が感染することは比較的少ないといわれていますが、最近はカンジダ性の亀頭包皮炎が増加傾向にあります。
これは、糖尿病をはじめとする生活習慣病の増加、ステロイド剤の使用、消耗性疾患(慢性的な病気があり、それにより体力・免疫力が落ちている状態)など、主に免疫力が低下していることが原因と考えられています。
カンジダは不妊の原因になるとはされていません。かゆみなどの症状が軽度であれば自然治癒することもありますが、症状が強い場合は医療機関を受診し治療を開始することをおすすめいたします。
症状が出る場合、
感染してから症状が出るまでの期間 :
10日前後
検査できるまでの期間 :
感染機会から24時間以上経過後
主な症状として、尿道のかゆみ、違和感、不快感、軽い排尿痛、きわめて微量な尿道分泌物が出てくるなどがあげられます。
男性の場合、感染していても症状が出ず、自覚症状がないことも多いです。
治療が遅れると、前立腺炎や精巣上体炎を引き起こし、男性不妊に繋がることもあります。
なお、トリコモナスの感染経路は多く、主な感染は性行為ですが下着やタオル、便器や浴槽といった場所から感染する可能性があります。つまり、性行為の経験のない方や幼児も感染する場合があります。