コロナ検査キットに関するQ&A

(1)精度、正確性
当院で使用している試薬は、タカラバイオ社製のSARS-CoV-2 Direct Detection RT-qPCR Kitです。
この試薬には下記のデータがあり、感染研・厚労省の確認を受け、公開されています。日本では、感染研法をスタンダードとして、その一致率で感度・特異度を評価しているのが現状です。
陽性一致率 (感度に相当) 100% (10/10)
陰性一致率 (特異度に相当)100% (15/15)

(2)お酒、アルコールの影響
病原体検査の指針には、
>飲食(飲水を含む)や歯磨き、うがい直後の唾液採取はウイルスの検出に影響を与える可能性があり、避けるべきである。
>明確な基準はないが、目安として、飲食等の後、歯磨きを行った後、最低10分以上、できれば30分ほど空けることが望ましい。
とあります。また、エタノール(一般的なお酒の成分)は検査の阻害物質になっています。検査の際は唾液に混入しないように注意をお願いします。


(3)検査期間
唾液検体の場合、新型コロナウイルス感染症のPCR検査陽性期間は、発症2日前~発症9日目、とされています。
また、国立感染症研究所の疫学調査によると、発症するまでの日数は、平均4.82日であった、とされています。


(4)証明書または陰性証明書の発行について
こちらの検査キットでの診断書または陰性証明書を発行することはできません。
診断書・陰性証明書の発行をご希望の場合は、あおぞらクリニックのオンライン診療(検査+診断書発行)で承ります。
費用は、PCR検査代33,000円(税込)に加え、診断書・陰性証明書代5,500円(税込)とオンライン診療手数料330円(税込)がかかります。
オンライン診療の後、診断書はご自宅のプリンターなどで印刷できます。
原本をご希望の場合は、お申し出ください、別にレターパック費用370円(税込)がかかります。
※郵送検査キット結果からオンライン診療の場合は、海外渡航用証明書の発行はしておりません。
